不用品を活用した立体マスクづくり
今年の冬にコロナウイルスの問題が発生してから、使い捨てマスクは20枚程度しか買えていません。我が家は四人家族なので、一人あたりわずか5枚。普通はどの程度買っているのでしょうか?
もともと使い捨てマスクを2,3箱買いしてあったため、何とかなるだろうと思い、ドラッグストアに開店前から並んだりすることもなく、成り行きに任せてきました。
とはいえ、コロナウイルスが終息するまで、まだまだ時間がかかることは確実。
使い捨てマスクを簡単に「使い捨て」できるほどの余裕は当然ないので、帰宅後はマスクを消毒して数回利用していますが、長期戦に備えて、我が家でもマスクを作ってみました。
手作り初心者でも作りやすい立体マスク
プリーツマスクと立体マスク、どちらが作りやすいか?
人によって違うかもしれませんが、私のおすすめは断然、立体マスクです。
プリーツマスクは型紙が要らないという長所がありますが、プリーツを寄せるのは何かと手間がかかりますし、プリーツを寄せる分、生地も多く必要になります。
一方、立体マスクの方は型紙が必要ですし、作り方は一見難しそうですが、「立体マスク、型紙」などで検索すれば、実物大の型紙を無料で提供してくれるサイトがいくつもあり、プリンターで印刷して切り取るだけなので簡単です。
私は、こちらのサイトの型紙を利用させていただきました。(作り方は自己流にアレンジしましたが)
綿100%のTシャツや肌着が使える!
マスク用の生地は、ダブルガーゼなど肌にやさしい素材がいいですが、今はダブルガーゼ生地も手に入りにくいですし、外出自粛中の今、生地を買いに行くのも難しいですよね。
そこで私は、直接肌に触れる内側の生地に、綿100%の肌着を使いました。
着古した服を使っているので、当然ながら人に差し上げることはできませんが、家族しか使わないので問題なし(笑)
洗濯を繰り返しているので肌触りはいいし、縮む心配もありません。
ちなみに、新品のガーゼ生地などでマスクを作る場合は、予め生地を水通しするなどしておいた方が無難です。そうでないと、作ってから洗った時、縮んで小さくなる可能性があります。
表側の生地には、家にあるストック生地を使いました。これから暑くなってくることを考えて、リネンやコットンリネンなど通気性の良いもので、悪目立ちしない色合いのものを選んでみました。
使い捨てマスクのひもを再利用
マスクのひももなかなか手に入りませんよね。
100円ショップでヘアゴムを買ってみましたが、太くて使いづらそう。
そこで、使い捨てマスクを捨てずにためておいて、ひもの部分を再利用することにしました。
まず、マスクの両端をひもが付いた状態で切り落とします。
次に、ひもを切り落とさないよう注意しながら、ひもの両端部分とマスクの端の部分をさらに切り落とします。
そして、立体マスクにこのひもをひっかけて、布と共にミシンがけします。布は三つ折りで。ミシンでなく、手縫いでもOKです。
もし、我が家のように使い捨てマスクのストック量に少々不安を感じていらっしゃったら、後々のマスク作りのために使い捨てマスクを捨てずに取っておくことをおすすめします。ひも、貴重ですよ~。
ちなみに、私は今のところ立体マスクしか作っていませんが、後々プリーツ型マスクを作る必要が生じた時のことを考えて、念のため使い捨てマスクのノーズワイヤー部分も保存しています。
時間があるときにコツコツと布を裁断し、ひもを付ける前の段階まで作っておけば、使い捨てマスクのひもがある程度たまったら、すぐに仕上げることができます。
もうすぐアベノマスクが我が家にも届くはずですが、どうも小さいようなので、我が家では小顔の息子(中学生)しか使えないかも。
立体マスク作りはこれからも続けるつもりです。
お読みいただき、ありがとうございました。
#おうち時間 #マスク作り #手作りマスク